「あ、4組に置いてきた。返事は…」
透悟くんが口を開くのと同時に
「乃愛瑠ちゃん〜、早くしないと授業遅れちゃうよー」
私は返事を聞く前に委員長の琴華ちゃんに呼ばれてしまった
「あ、また昼休みにね!琴華ちゃんまってー」
私は琴華ちゃんの隣に並ぶと
「何話してたの?」
「うん、あまり話せなかったんだけどね」
その後ろで透悟くんが寂しそうに私を見てたことは、この先も知ることも無く時間だけがすぎていった
「じゃあ今日はここまでだな。みんな、おつかれ」
案の定黒板は数式でびっしりだ
そう、6時間目は数学でギッチギチだった
さすが東棟クラス、進学部だ
「さすが進学部!キッツ〜」
後藤先生は軽く笑って受け流していた
まぁ、毎度のことらしいからもう受け流すしかないんだとさ
透悟くんが口を開くのと同時に
「乃愛瑠ちゃん〜、早くしないと授業遅れちゃうよー」
私は返事を聞く前に委員長の琴華ちゃんに呼ばれてしまった
「あ、また昼休みにね!琴華ちゃんまってー」
私は琴華ちゃんの隣に並ぶと
「何話してたの?」
「うん、あまり話せなかったんだけどね」
その後ろで透悟くんが寂しそうに私を見てたことは、この先も知ることも無く時間だけがすぎていった
「じゃあ今日はここまでだな。みんな、おつかれ」
案の定黒板は数式でびっしりだ
そう、6時間目は数学でギッチギチだった
さすが東棟クラス、進学部だ
「さすが進学部!キッツ〜」
後藤先生は軽く笑って受け流していた
まぁ、毎度のことらしいからもう受け流すしかないんだとさ



