「本当に紅茶好きだね〜」
「美味しいよ?」
私と舞冬花ちゃんが中庭でゆっくり休んでると、Black Roseのみんなが来た
「お待たせ〜、いやー、担任がまた向井先生でさ。時間が余ったからって昔話を永遠にしててさ。さっきやっと終わったんだよね。東棟クラスを見た時、誰も見えなかったからびっくりしちゃった」
「あ、やっと来た〜。また向井先生だったの〜?いいな〜」
「2年6組は後藤先生だったよ。兄を教えた先生」
兄が通ってる時は20代半ばだったけど、もう30代って本当びっくりする
「そっか。俺らを待っててくれたんだな。じゃあ俺らとアジトに行く?」
おっ、放課後にBlack Roseのアジトに行くのにはもう私は慣れたけど、舞冬花ちゃんはまだ慣れてない様子だった
「いいねそれ。じゃあ乃愛瑠ちゃん行こ?」
「うん!」
私たちはバイクでBlack Roseへ行くことにした
舞冬花ちゃんは今日がバイク初めてらしくて、着くまでずっと叫んでた
舞冬花ちゃんって一人っ子だから、バイク乗ったことないもんね



