「私、東棟クラスだ〜〜」
「俺、西棟クラス…」
東棟クラスになって嬉しい私とショックを受けてる透悟くん
「なんかごめんね?私だけ喜んじゃった。でもさ、窓から東棟クラス見えるよ?それに休み時間の時遊びに行くかさ」
「わかった…」
透悟くんが突然私の手を握ったと思ったら走り出して、また誰からも見えないように隠れた
「乃愛瑠!」
「と、透悟くん?」
ど、どうした?
もしかして
「今まで私が隣の席だったもんね。寂しい?私もだよ?」
私の肩に顔を埋めてる透悟くんの頭をよしよしと撫でた
「透悟くん、顔上げて、目をつぶって?」
私はカバンから昨日お母さんと一緒に買い物行った時に買ったキーホルダーを手に取る
透悟くん用にまたひとつ買ったんだよね



