「柊希〜おっはー」

「おぉ〜、乃愛瑠、おっはー…えっ!?」

私が柊希に挨拶すると、兄は驚いた声を出した

「おまっ、それ、どうしたんだよ」

今日から2年生と言う始業式の日

私は心機一転、白のブラウスにスカートも標準丈、そして、髪の毛は茶髪のままだけど、肩まで髪を切った、セミロング

あまりの驚きっぷりに兄は箸を落とした

「柊希は昨日居なかったもんねー?乃愛瑠。一から説明してあげて?」

「うん、あのね?」

白のブラウスはピンクのブラウスと一緒に買っておいたもの

私の髪の長さは腰あたりまでだったから、イメチェンしようと思って、お母さんに言って美容室まで連れてってもらった

家から美容室はすごく遠くて、自転車で行っても1時間かかるからお母さんに伝えた

「肩まで切ってください。思いっきりバッサリと」と、美容師さんに伝えた

ついでに傷んでいた髪の毛もちゃんと茶色に染めて貰った