「え〜〜。さとみん先輩、玖珂咲大学受かったんですか〜?おめでとうございます〜」

クリスマスの日から2ヶ月経った今日は大学を受ける先輩方の合格発表の日だった

「あはは、受かっちゃった。でも乃愛瑠とはこれからも友達だぞ!」

「そんなの当たり前です〜、さとみん先輩好き〜」

私とさとみん先輩は高校の中庭で抱きしめあった

「さとみが受かるなんてね。まぁ東棟クラスだったから当然か」

「お?慎司、幼なじみの私が受かったのが寂しいのか?」

さとみん先輩と慎司先輩は相変わらず仲良しだ

「そんなのじゃねぇーし。べ、べべ、別に寂しくなんかねぇし」

あれ、慎司先輩、急にツンになった?

「お〜?顔真っ赤にしてる奴が何言ってんだ!?」

私がさとみん先輩と慎司先輩を見ていたら横から夏葵くんが