私がいいよと応えると、すぐ透悟くんは私の頭をとらえて、逃がさないという感じのキスの嵐が降ってきた
していいよとは言ったけど、少し激しすぎませんか?
顔は赤くないけど、お酒が入ってるからだろうね
次第に口が離れたと思ったら、その口は私の首元に噛み付いた
まるでオオカミや吸血鬼が血を求めるように
「ッあ」
そして意地悪く、あなたは笑う
「ついた。キスマーク」
その姿はまるでオオカミだ
「まだ足りないから、乃愛瑠の全部貰うわ」
「えっ!」
でも透悟くんと過ごすこの時間が結構すきだったりする
そして暗闇で狼はこう囁くの
「乃愛瑠、愛してる」
「私も…愛してる」
満月の夜、私と透悟くんはここで永遠の愛を誓うようにキスをした