最強総長「狼鬼」に恋したのはギャルちゃん!?

私が西野くんを好きになったのは、1年前の中学のときだ

西野くんとは同じ中学だった

「あ、ねぇキミ、消しゴム落ちてたよ?はい、これ」

私が教室で授業を受けていたら、隣の席から低くて心地いい声が響いた

私の隣の西野くんの席に消しゴムが落ちたらしく、気づいて私に声をかけてくれた

制服をきっちりこなしていて、メガネは変わらずしていて

でも私はその時は何も思わなかったけど、だんだん話しているうちに西野くんを好きになっていた

「ありがと!西野くん」

「いや、今度から気をつけろよ」

ぶっきらぼうそうだけど、私には優しい言葉に聞こえた

私の左隣の席だったこともあって、よく話すようになって

そしたら、いつの間にか西野くんを好きでいる自分がいた