最強総長「狼鬼」に恋したのはギャルちゃん!?

「乃愛瑠はずっと俺の事、幼なじみとしか見てないと思って言わなかったが、俺は乃愛瑠のこと、ずっとひとりの女の子としか思ってなくて…」

「うん」

だからあの時もずっと私にそばにいてくれたり、文句言わなかったり何かと優しくしてくれたわけだね

それには気がついていた

「乃愛瑠、ずっと好きだったんだ。だから乃愛瑠がまだ1人だったら俺本気で付き合おうって思ってたけど」

「私にはもう透悟くんがいるし…、だからと言って龍河くんと気まずくなるのも嫌だから、ちゃんと言うね。ごめんなさい」

私は龍河くんから一歩下がって頭を下げた

「うん、分かってる。ただ、俺から離れると思って寂しくなっただけだ。ありがとな?それと最後に抱きしめていい?」

幼なじみだからいいよねと近づこうとしたけど

後ろから透悟くんに抱きしめられた

「川島、もうその辺でいいだろ?お前は乃愛瑠ちゃんと幼なじみだとしても、乃愛瑠ちゃんを抱きしめていいのは俺だけなんだからさ。悪いけど、話は済んだ?」

透悟くんの手が私を包み込むと、後ろから龍河くんが