これは私が暴走族「Black Rose」という集団に出会う前のお話
今日から1年の2学期の始業式なのに、私は未だベッドで横になってスマホを眺めているだけの朝を迎えた
「乃愛瑠!起きてんでしょ?降りて来なさーい」
まだ暑さの残る9月2日
お母さんが下から私を呼ぶ声が聞こえたから
私はまだダルさが残る体を無理やり起こすと
制服に着替えた
慣れ親しんだピンクのブラウスにピンクと赤のチェック柄のリボンを胸元に着け、赤と紺のスカートを2、3度折る
首元にはキラキラと輝くネックレスが
そして、左手首にはピンクのシュシュをみにつける
よし、ギャルの完成だ
私は高校1年の入学式からこのスタイルで登校している
今日から1年の2学期の始業式なのに、私は未だベッドで横になってスマホを眺めているだけの朝を迎えた
「乃愛瑠!起きてんでしょ?降りて来なさーい」
まだ暑さの残る9月2日
お母さんが下から私を呼ぶ声が聞こえたから
私はまだダルさが残る体を無理やり起こすと
制服に着替えた
慣れ親しんだピンクのブラウスにピンクと赤のチェック柄のリボンを胸元に着け、赤と紺のスカートを2、3度折る
首元にはキラキラと輝くネックレスが
そして、左手首にはピンクのシュシュをみにつける
よし、ギャルの完成だ
私は高校1年の入学式からこのスタイルで登校している