「俺は今も乃愛瑠が好きだけど、また俺のそばにいて、危ない目には合わせられないし、今日、本当は言いたいことがあって来たんだ。Krystalとの決闘に蹴りをつける為でもあったけどね」

私たちは立ち上がると、透悟くんのそばに行く

「の、乃愛瑠、ちゃん？」

「透悟、あとは任せたよ。今の乃愛瑠の彼氏に相応しいのは、透悟だからさ」

「あ、秋斗さん、そ、それでいいんですか？俺なんかに任せて…」

「あはは、透悟と乃愛瑠ちゃんって同い年だろ？ほら、俺は４年も離れてるからさ。同い年の方が任せるれると思って」

私は透悟くんに抱きつく

「のっ……」

「ほらさ、乃愛瑠も透悟がいいらしいよ」

「秋斗、大好きだよ」

私は透悟くんから少し離れると、秋斗の方にからだを向けた