秋斗さんは乃愛瑠ちゃんから離れる素振りは見せず、そのまま話を続けた

というかそこ、俺のソファ……

「あのね?私の中学ん時なんだけど…」

「乃愛瑠、無理しないでいいよ」

秋斗さんの声は優しく乃愛瑠ちゃんに話しかけて

「うん、でももう話しておきたいんだ」

「わかった」

「今から2、3年前のことなんだけど……」

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