「俺の彼女になにしてんの?そんな態度とってもいいと思う?というか誰の女だと思ってんの?」
青ざめてるナンパ男は後ろをむいて、腰を抜かした
「うわあああ、やべーぞこいつ!ぶ、ぶぶBlack Roseの『狼鬼』じゃねえか!す、すすす、すみませんでしたァァあぁ」
青ざめてて腰抜かしてたナンパ男はそそくさと立ち上がって逃げていった
「柊希が元『狼鬼』で助かった。ありがとう」
実は腕をひねらせるワザは柊希から教わった
兄もよく敵対してる族の人に腕をひねらせてたらしい
まぁ、兄が本気出せばすぐに倒せるけど
「どうってことねぇよ。それにあーでも言わないとあの二人は怖がらねぇと思ったから、彼女なんて使っちまった。それより、ジェットコースターのチケット買ってきたから乗ろうぜ?」
「うん!ありがと!」
私たちはジェットコースターが乗れるという場所に移動した
さすが県内一の人気を誇る遊園地だな
ジェットコースターの列は大勢の人が並んでいた



