「わっ!!あ、あ、あぁの…柊希さんじゃないですか!お、お久しぶりです」
琳斗くんは柊希を見つけると、すぐ礼儀正しくなった
しどろもどろだけど
「あぁ…、そんな畏まらなくてもいいんだぜ?」
「いや、あの日助けてくれたから…」
私は兄と琳斗くんの会話を靴を履きながら聞き流していた
「おまたせ!龍河、今日はここまでだね!またあしたね」
「あぁ、またあした!」
「そういえば、柊希なんで学校にいたの?」
私は兄と歩きながら、なぜ学校に兄がいたのか聞いてみた
「あぁ、乃愛瑠の学校終わるのを待てなくて…それに、たまには俺と遊ぼうぜ」
「うん、いいよ」
私は車で来ていたという柊希の車に乗り込む



