「柊希さんと用事なら仕方がねぇな。じゃあまた今度遊ぼうな!じゃあもうチャイムなるし、席に戻るわ」

私もそろそろ席に着きますか



「やっと終わったああぁ」

「ほらほら、雨宮、気持ちはわかるが落ち着け」

へーいと短い返事をして、琳斗くんは座った

「テスト返しは、土、日挟んだ後だな。みんなよく頑張った!おつかれ!じゃあしばらく時間も余ってるし、懐かしい話でもするかな」

「おぉ〜、雄馬くんの話大好き」

雄馬君の話の中に兄の名前も出てきて、昔は2人で悪さばっかしてたけど、今はあいつも俺も大人になったもんだとか言ってる

「雄馬くんは先生、お兄ちゃんは…大手企業に勤めてるサラリーマン。本当すごいよ」

「大手企業って…すごっ!」

「それに加えて、お母さんはお父さんが亡くなるまで、附属病院の看護師と医者だったんだから凄いよ」

だから私も大学行きなさいとか言われてるんだよね