「よーし、全員行き渡った?」

「食べすぎるなよ。夏葵いつも食べすぎて(トイレで)吐いてるから」

「分かりました〜、総長が言うなら僕は食べすぎない!」

そう決めて残りはカバンの中に閉まっていく夏葵

「じゃあ、ひと袋だけね」

袋を開けると中に入っていた数はせいぜい6個くらいか?

「わ、これなら十分だよ。頂きまーす」

ポアロの袋は三角型になっている

これなら小腹もみたせそうだ

「ん〜、美味しい〜。総長、ありがとう」

「良かった。俺も一つだけで十分だ」

「ほんとだ、うめーじゃん。さすが限定商品だね。総長、ありがとう」

「那生希も喜んでくれたみたいでよかった」

俺は微笑ましそうに二人を見ていた