学校に着くと、川島たちはまだだった

家が近いからいつも少し遅めなんだろうな

俺が仲間と別れて玄関で靴を履いていると

乃愛瑠ちゃんが来た

乃愛瑠ちゃんは俺に気がつくと、挨拶を交わした

いつものようにフワフワとした声で

「あ、透悟くん…おはよう〜」

「あぁ、おはよう。今日も可愛いな」

「えっ！？あ、ありがと」

いや、もっと言うことあっただろーよ

乃愛瑠ちゃん、照れちゃってんじゃねえか

と、俺が一人で困ってると玄関から乃愛瑠ちゃんの友達が来た

「あ〜、乃愛瑠ちゃん〜おはよう〜。う〜、今日も可愛い〜」

乃愛瑠ちゃんの友達は乃愛瑠ちゃんに突進してたけど

「え〜？舞冬花ちゃんの方が可愛いよー」

「もう〜いい子〜」

その子は乃愛瑠ちゃんの頭を撫でてる