「もう、お互いいい相手見つけるからってことで和解したの!さ、はやくチャイムなるよ!席ついたついた」

「もう〜わかったよ〜」

みんなはまだ納得してない様子だったけど、

何とか席に着いた

「なぁ、乃愛瑠ちゃん。本当に付き合わねえの?お似合いなのに」

「付き合わないってば〜。もう!」

「そっか、悪いな」

私はカバンをかけて、中から教科書とノートを取り出す

「あっ!!!!」

「びっくりした〜。なによ急に大声出してー」

私が突然大声を出したからみんな私の方を振り向いてる

私はいくらカバンの中から筆箱を探し出しても見つからない

あ、昨日課題して、課題だけカバンに入れて筆箱は学習机のところだ

「あはは…シャーペンと消しゴム貸して?忘れてきた」

「え〜!珍しい〜」

朝時間あったのに、なぜ気が付かなかった?