「龍河さん、こんちわっす!」

はい?

龍河くんってもしかして…

私のそんな勘は当たっていたようで

というか2階から出てきた人物が…

「おぉ、龍河、やっと来たか。乃愛瑠ちゃん、金曜日ぶりだね。元気だった?」

なんと部屋から出てきたのは

「と、透悟くん…?た、態度が違うね?」

「まぁ、そんなところに居ないで2階に上がっておいで…風邪ひくでしょ?」

私の頭では状況が整理できません

「まぁ、あいつの言う通り。2階に行くか。あったけーぞ」

龍河くんは迷うこと無き、2階の階段を登ってる

私も何とかあとを追いかける

信じたくない光景が目の前に広がる10秒前

着いたらしくドアの前に立ち止まると、龍河くんはノックをした