「──える…の…──おきろ」

「ん〜…もう朝なの〜?」

「あぁ、なんか約束してるって言わなかったけ?」

そういえばそんなこと言った気がする

「ねむ〜い」

柊希がいてくれて良かったかもしれない

「ほらほら、早くしねぇと龍河くるぞ」

私はいつものように手を引かれながら、起き上がる

なんとか1階まで降りて、顔を洗う

今日は日曜日か

だから柊希いたのか

顔を洗ったから目が覚めた

相変わらず冷たいけど

「目が覚めたっ!」

「それは良かった。朝ごはん作ってるからな」

やったね!柊希の手作り〜