「そういえば学校案内したの1階の途中までだったね。一緒に行こっか?」

「あぁ、そういえばそうだったな」

俺はカバンから教科書とノートと筆記具をとりどした

「化学室はね、東棟クラスの3階なんだよね。だから、チャイムが鳴ったらすぐ行かないと間に合わないんだよね」

「そうなのか」

乃愛瑠ちゃんは何かを聞き出そうとしていたが、やめたらしい

なんだろうな

いつか言ってくれるだろうか

それまで待つか

というか俺のこの作ってるキャラはどこまで続くだろうか?

乃愛瑠ちゃん、俺が『狼鬼』って知ったらどんな反応するかな

と、そんな事考えてたら東棟クラスに着いていたみたい