私はいつものように制服に着替えて、1階に降りると

「あれ?雄馬くんじゃん。どうしたの?」

てか先生が生徒の家にいるってどういうことって思うかもだけど、柊希と雄馬くんって幼なじみなんだよね
だから居てもおかしくない

「あー、柊希に話すことがあってな、まぁ、乃愛瑠は先に行ってろ、玄関に川島待ってるぞ」

「うん、わかった。龍河くん〜、お待たせ」

私は玄関に座って待ってる龍河くんに声をかける

「おぉ〜、じゃあ行くか」

「柊希いってきまーす」

「あぁ、気をつけろよー」

私たちが玄関を出ると龍河くんが

「乃愛瑠、あったけ〜。他の人には冷たいけど、俺とか透悟には優しいよな。まぁ、そういうところも好きなんだけど」

龍河くんは私の顎を捉えて顔を近づけてきた