「悪い、ありがとな。龍河も」

「いいって、友達だろ?困ったら助け合うべきだろ?」

透悟くん、どうやらカバンすら持つ体力は残されてないらしくて、私が駐輪場まで持っていくことに

なんとか3人で玄関まで行くと透悟くんの友達だろうか?4人まってた

「あはは、透悟…担がれてきた」

私はその友達に透悟くんのカバンを渡すと

「ありがとうね。乃愛瑠ちゃん、透悟…前までは不良高校にいたでしょ?急に詰め詰めの授業で疲れたんだろうね」

「確かに、私、透悟くんに合うように黒いキャンパスノートあげたからしばらく頑張れると思うよ。じゃあ、またあしたね」

私たちは透悟くんと友達と別れると駐輪場まで行って、龍河くんのバイクで帰ることに

「あ、そういえば雄馬くんのタバコの匂いうつって、セーター脱いだんだっけ」

そういえばなんかスースーするなーと思っていたら

脱いでること忘れちゃった

あ、セーターはカバンの中ね