乃愛瑠ちゃんがずっと俺の事見てたから、なんだろうって思ってたら
「制服似合ってるよ」
嘘偽りのないその言葉、すっごく嬉しかった
今すぐ抱きしめたい衝動に駆られたが、俺は我慢した
「俺とお揃いだな」
川島はネクタイをつけるタイプか
俺は一つだけ心配なことがあったから聞いてみた
「髪の毛とか浮いてねえか?」
ここの校則がいくら緩いって聞いていても俺は少しだけ不安だった
だけど俺の不安のことは乃愛瑠ちゃんの一言で吹っ飛んだ
「和桜って校則がゆるいってことは聞いたよね?だから、大丈夫だよ。金髪の人もいるのに」
金髪の人ってもしかして、那生希のことか?
「そうか、良かった」
俺はそのまま言葉にすると、突然乃愛瑠ちゃんが
「あ、やばい。遅刻しちゃう。ここ2階行ったら職員室だから、じゃあね!」
と言って、俺を置いたまま校舎の中へと消えていった
「制服似合ってるよ」
嘘偽りのないその言葉、すっごく嬉しかった
今すぐ抱きしめたい衝動に駆られたが、俺は我慢した
「俺とお揃いだな」
川島はネクタイをつけるタイプか
俺は一つだけ心配なことがあったから聞いてみた
「髪の毛とか浮いてねえか?」
ここの校則がいくら緩いって聞いていても俺は少しだけ不安だった
だけど俺の不安のことは乃愛瑠ちゃんの一言で吹っ飛んだ
「和桜って校則がゆるいってことは聞いたよね?だから、大丈夫だよ。金髪の人もいるのに」
金髪の人ってもしかして、那生希のことか?
「そうか、良かった」
俺はそのまま言葉にすると、突然乃愛瑠ちゃんが
「あ、やばい。遅刻しちゃう。ここ2階行ったら職員室だから、じゃあね!」
と言って、俺を置いたまま校舎の中へと消えていった



