「そう。僕には大好きな君と、初回のこういう事だ。最高に、気持ち良かった……もう一回して良い?」

 さっき出したばかりだと言うのに、彼の大きなものはまだ硬度を保っている。ゆるゆると揺らされるように、存在をアピールされてナトラージュは首を振った。

「……ダメっ……こんなに気持ち良いの、立て続けだと変になっちゃう」

「変になれば、良いんじゃないかな。こういう二人だけの秘め事は、誰かに見られている訳でもないんだから。僕の前では誰にも見せられない顔で思う存分乱れて欲しい」

「あんっ……ダメっ……動かないでっ……もうっ」

 上方に体をずらして逃げ出そうとすると、流れるように綺麗に両腕を纏められて、彼がガツガツと、速い速度で腰を動かし出した。

 さっきたっぷりと中に注がれたものが滑りを良くして、より一層淫らな水音は部屋の中に響いた。

「やっ……ああっ……もうっ……」

 大きく揺さぶられながらも美麗な彼の顔が快感に歪み、それをさせているのは紛れもない自分なのだと思うだけで心が満足感に満ちて来た。