王子様の溺愛は、とことん甘い【ハロウィンSS】


本当、どこまで可愛い反応したら気が済むんだろう。



頭を抱えたくなる破壊力に悶えながらも、芙羽梨の耳に顔を近づけて囁く。



「…イタズラ、してもいい?」



「ダメですっ…!!」



芙羽梨の狼狽した声が、生徒会室に響き渡った。



今日は厄日だとか言ったけど、全部取り消し。



どう足掻いたって、一生敵わないんだ。



この無敵の可愛さに、翻弄されながらも愛していきたい。



心からそう思える、そんなハロウィンだった。