「トリックオアトリート!!芙羽梨〜お菓子くれなきゃイタズラしちゃうぞー!!」
「わあっ…!?彩凛ちゃん!く、くすぐった…あははっ…!」
「芙羽梨くすぐり弱いなぁ…ほらほら〜」
ただいま私は、彩凛ちゃんからイタズラを受けている真っ最中なのですが…。
今日はどうやらハロウィンらしく、学校の中ではお菓子交換をしている人たちをよく見る日となっています。
「あ、彩凛ちゃんもうやめて〜!!」
「ふふっ、可愛い芙羽梨が見れたからもう良しとしましょ」
ニコニコ満足気な彩凛ちゃんに、私は口を尖らせる。
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