またもや、風に抱っこされた私。
「重いから離して!」
「何言ってんの?
めちゃくちゃ軽いんですけど……」
「……」
風って、見た目に反して力持ちだったんだ。
確かに腕を手で触ると、固くて、逞しい。正直意外な面に心臓が高なってしまう__
ヤバい。ドキドキが止まらない。
心音をバレたくない。
「降ろし、て……」
やっと声になったものの、小さな声。
「風、奈緒を降ろせ」
そんな私の代わりに注意してくれたのは、奏だった。
奏と風は相性が悪いのかも知れない。
風の行動に奏が本気で怒ってるのが、伝わってくる__
「重いから離して!」
「何言ってんの?
めちゃくちゃ軽いんですけど……」
「……」
風って、見た目に反して力持ちだったんだ。
確かに腕を手で触ると、固くて、逞しい。正直意外な面に心臓が高なってしまう__
ヤバい。ドキドキが止まらない。
心音をバレたくない。
「降ろし、て……」
やっと声になったものの、小さな声。
「風、奈緒を降ろせ」
そんな私の代わりに注意してくれたのは、奏だった。
奏と風は相性が悪いのかも知れない。
風の行動に奏が本気で怒ってるのが、伝わってくる__



