⚠溺愛注意予報

奈緒が嬉しそうに笑うから、何も言えなくなってしまう。


「奈緒の料理は何でも美味いけど、唐揚げが特に好き!!」
「風ありがとう!!」


なんだよ。嬉しそうな顔で風を見るなよ。

あー、完全に選ぶ言葉を間違えたし、先を越された気分……。


「奏も、唐揚げでいい?」
「うん」


俺は風みたいに愛想を振りまけない__

奈緒を喜ばせたいのに、奈緒が喜ぶ言葉が分からない。


そんな事を考えている間に、奈緒に話を振る風。

奈緒は楽しそうに、笑っていた。