⚠溺愛注意予報

「奏!」


笑顔の奈緒が近付いて来る場面を見ていると、恋人になった気分になれたが、直ぐに兄として慕ってると気付き胸がチクリと痛む。


「奈緒〜っ!!」

2人きりになれた。そう思った矢先に、こちらに向かい笑顔で走ってきたのは風。

風の瞳には奈緒しか映っていない__

俺には分かる。風も奈緒の事が好きなんだと__


「風っ!!」
「皆で一緒に帰ろ!」


風がそう言うと、奈緒を真ん中にして歩き始めた。いつもこうだ。