⚠溺愛注意予報

奈緒との距離が近まった瞬間、声を掛ける。


「奈緒!!
今、終わったのか?」


奈緒はこちらを伺いながら、小さく頷いた。

小さい時から人が苦手な奈緒には悪いが、人見知りしている姿すら可愛い。


「妹来たから一緒に帰る」
「え!?」
「何故、妹と!?」


好きな人だからだよ__

そう言いたかったけど、奈緒に迷惑がかかりそうで止めた。

俺も奈緒と同じで目立つ事が嫌い。と、いうか面倒臭いはずだったのに__

奈緒と一緒になら、目立つのも悪く無いないんだって思える。