【続】酔いしれる情緒



「えーと……それで話って?」



佐藤くんの声によって現実に引き戻されると

私は一度唾を飲んで、佐藤くんの前に写真を置いた。


佐藤くんの目がそれを捕らえた途端、目を丸くさせたのと同時に一気に顔を真っ赤に染める。



「え……なにこれ…なんで写真なんか…」



見るからに動揺しているような感じ。


そしてどこかハッとした顔を見せると



「もしかして俺…訴えられんの……?」

「え?」

「人の妻に手を出したとか何とかで…」



私と橋本を交互に見つめてはぽつりとそう呟いた佐藤くん。


私と橋本は、無意識にも目を合わせた。