今までの一連の流れはもちろん全て橋本に説明済み。
私が、説明した。
写真を取られたことも
誰かにつけられていたかもしれないと。
何から何まで全て。
私の口から説明した。
……佐藤くんに告白されたことも全て。
それら全て家の中で説明したため、もちろんそこには春もいて。
「え、告白?
なにそれ、俺聞いてないんだけど。
コイツが凛に告白したの?
じゃあ下心満載で凛を抱きしめたってこと?
え、なに、コイツぶん殴っていい?」
「違うからやめて」
あの時の春の目は本当に殺意の目だった。
私のことを凄く好きなのは分かるけど、
こうやって怒ってる時の春を見たり
「そういえば春、お前熱は?」
「(……熱?)」
「あ。」
「おい。まさか………」
実は今日『熱っぽいから休む』ってズル休みをしていたことを知った時は、さすがにビックリした。
きっと、昨日私が「どこにも行くな」なんて言ったから春は律儀にもそれを守ったんだと思う。
私に対する好きの度を超えすぎでは?
なんて思ってしまうけど、私も人のこと言えない。
春が休みだと知って(ズル休みだったけど)私もズル休みするくらいに、私も度を超えすぎていると思う。
春も私も
お互いが言ったこと全てを
良いことなのか悪いことなのか区別をつけられないくらい、
全て望み通りに叶えたいと思うほど
依存し合ってる。
だからこそ、
今日春がズル休みをしたのは
昨日あんなことを言った私のせいでもあるのだ。



