「…凰牙くん」 今にも消えありそうな声でそう呼びかけるた。すると、 「…美姫。お前は俺と一緒にいちゃダメだ」 約1年間、聞きたくてしょうがなかった声。 心なしか、その声が低く、大人っぽくなったような気がした。 「…なんで?」 いちゃダメって…そんなこと、ある? 「ーーお前を、危険な目にはあわせられない」 え、危険…? 凰牙くんはゆっくりと振り返った。 その眼には、決意の色がうかがえた。 そして、私の方をまっすぐにみつめて、