占いも見れないし、千輝くんへの気持ちは自分でも整理しきれないし、やっぱり行きたくない。


全部私が悪いのに。自分のせいで勝手に嫌になって投げ出したくなって、それにまた自己嫌悪。


負のループ。元々明るくてポジティブなわけでもない。ネガティブだし、一回落ち込むとずっと引きずってしまう。


重い身体、いつになく重い。
体力的にではなく精神的にこんなに身体が重いのはいつぶりだろう。


もうとっくに目は冴えていて、眠い目をこする必要は全くなくて。


テレビをつければやっぱり占いは終わっていて、普段なら制服を着ながら見ているコーナー。



はぁ、とひとつため息。


……なんの音かまではわからないけど、隣から音がする。こんなにも壁は薄い。こんなにもきみと私は近いのに。


それでも触れられない。そうしたのは私。


会えない、会ったら気まずい、どんな顔をしたらいい?


そう考えなきゃいけなくなった原因も私。


全部私のせいだよ、いま、こんな気持ちになってるのは。



自業自得、四文字を頭に浮かべて、それが心に槍のように刺さった。