「……あみ、だったんだな」
「え?」
「いつ、髪染めたの?」
瞬に見つめられて、なんだかわからないけど、鼓動が、とくんとくん、と早くなる。
「おと、つい」
そっか、と瞬が笑った。
「何?瞬は、何でそんなこと聞くの?」
私の胸の中に、ほんのりとした淡い期待が広がっていく。
「……一人じゃ無いって思ってた。俺、此処でいつも星見てたから。……あみが居ない夜だけ。自分に自信なくてさ、話しかけられなかった」
「え?……じゃあ、瞬……?」
私が、ポケットから手紙を取り出そうとした手を、瞬が、ギュッと掴んだ。
「え?」
「いつ、髪染めたの?」
瞬に見つめられて、なんだかわからないけど、鼓動が、とくんとくん、と早くなる。
「おと、つい」
そっか、と瞬が笑った。
「何?瞬は、何でそんなこと聞くの?」
私の胸の中に、ほんのりとした淡い期待が広がっていく。
「……一人じゃ無いって思ってた。俺、此処でいつも星見てたから。……あみが居ない夜だけ。自分に自信なくてさ、話しかけられなかった」
「え?……じゃあ、瞬……?」
私が、ポケットから手紙を取り出そうとした手を、瞬が、ギュッと掴んだ。



