その時、少し離れたところで指輪を見ていた降谷管理官が「決まったのか?」と言いながら近付いてくる。
「はい、この指輪にしようと思います。心春さんが選んでくれました」
総司がそう言ってシンプルな結婚指輪を指差すと、降谷管理官の妻が「嘘でしょう!?」と大声を上げる。
「こんな何の飾り気もないデザインに、安い指輪なんて、総司さんの甲斐性がないと思われてしまうではないの!!こっちのゴージャスな指輪にしなさい!!」
降谷管理官の妻が指差したのは、花がモチーフにされたゴールドの派手な指輪だった。可愛らしいデザインの指輪の中でも、一番目立っている。
「心春さん、どうしたいですか?」
「好きにしてください。もう何でもいいです」
心春は顔を逸らし、言う。その横顔を目にした時、総司は気付いてしまった。
(早く決めてしまいたかったから、適当に選んだだけだったんだ……)
結局、結婚指輪は降谷管理官の妻が勧めたものを購入することになった。宝石店には一時間もいなかった。
「はい、この指輪にしようと思います。心春さんが選んでくれました」
総司がそう言ってシンプルな結婚指輪を指差すと、降谷管理官の妻が「嘘でしょう!?」と大声を上げる。
「こんな何の飾り気もないデザインに、安い指輪なんて、総司さんの甲斐性がないと思われてしまうではないの!!こっちのゴージャスな指輪にしなさい!!」
降谷管理官の妻が指差したのは、花がモチーフにされたゴールドの派手な指輪だった。可愛らしいデザインの指輪の中でも、一番目立っている。
「心春さん、どうしたいですか?」
「好きにしてください。もう何でもいいです」
心春は顔を逸らし、言う。その横顔を目にした時、総司は気付いてしまった。
(早く決めてしまいたかったから、適当に選んだだけだったんだ……)
結局、結婚指輪は降谷管理官の妻が勧めたものを購入することになった。宝石店には一時間もいなかった。



