「えっ、これって……」
「いい式場は早めに予約しておかなきゃでしょ?」
ウェディングドレスを着た女性が表紙の雑誌を見つめる総司に降谷管理官の妻はウインクをしながら微笑む。心春の口元が微かに動いた。だが、そこから言葉は発せられない。
「まあ、ゆっくり二人で話し合って式場は決めてくれ」
「わ、わかりました」
降谷管理官はそう言い、妻を連れてマンションを出て行く。それを玄関まで総司は見送った後、リビングへと戻る。リビングに行くと心春が持って来たキャリーケースから荷物を出していた。
「心春さん、服はこのクローゼットに入れてください」
総司が声をかけると、心春は「わかりました」とだけ答え、クローゼットに服を閉まっていく。その時、総司はあることに気付いた。
(持っている服、何だか少ないな。そんなに持っていないのかな?)
そしてよく見ると、春服しか心春は持って来ていないことに気付く。何故これほどまでに服が少ないのか疑問に思いつつも、デートに誘える口実ができたことに総司は喜び、声をかける。
「いい式場は早めに予約しておかなきゃでしょ?」
ウェディングドレスを着た女性が表紙の雑誌を見つめる総司に降谷管理官の妻はウインクをしながら微笑む。心春の口元が微かに動いた。だが、そこから言葉は発せられない。
「まあ、ゆっくり二人で話し合って式場は決めてくれ」
「わ、わかりました」
降谷管理官はそう言い、妻を連れてマンションを出て行く。それを玄関まで総司は見送った後、リビングへと戻る。リビングに行くと心春が持って来たキャリーケースから荷物を出していた。
「心春さん、服はこのクローゼットに入れてください」
総司が声をかけると、心春は「わかりました」とだけ答え、クローゼットに服を閉まっていく。その時、総司はあることに気付いた。
(持っている服、何だか少ないな。そんなに持っていないのかな?)
そしてよく見ると、春服しか心春は持って来ていないことに気付く。何故これほどまでに服が少ないのか疑問に思いつつも、デートに誘える口実ができたことに総司は喜び、声をかける。



