「あ、旺太さんのカノジョ!」 「あ、えっと……太郎くん、だっけ」 自動ドアが開いて若い集団が入ってきた そう思っていたらいつぞやのピンクの髪の男の子がいきなり現れて、私をビシッと指さした。 たしか前にこのコンビニの前でナンパしてきた一ノ瀬くんの後輩だ。 「太郎じゃなくて祥太郎っす!田中祥太郎(たなか しょうたろう)っす!」 「…そっか、ごめんね祥太郎くん」 一ノ瀬くんが太郎太郎言ってたから太郎くんかと思っていた。 たしかに祥太郎っす!って響きも聞き覚えがあるかも。