婚約破棄されたい公爵令息の心の声は、とても優しい人でした

ファンタジー

三月叶姫/著
婚約破棄されたい公爵令息の心の声は、とても優しい人でした
作品番号
1681321
最終更新
2022/10/25
総文字数
56,604
ページ数
75ページ
ステータス
完結
PV数
148,938
いいね数
50
ランクイン履歴

ファンタジー6位(2022/10/29)

ランクイン履歴

ファンタジー6位(2022/10/29)

北の辺境伯の娘、レイナは婚約者であるヴィンセント公爵令息と共に
王宮で開かれる建国記念パーティーへ出席することになっている。

王都までやってきたレイナの前で、子供の様にはしゃぐヴィンセント。
あげくに何もない地面でつまずき派手に転げた。
その姿はよく転ぶ幼い子供そのもので。
彼は二年前、不慮の事故により子供返りしてしまったのだ。
――というのは本人の自作自演。

なぜかヴィンセントの心の声が聞こえるレイナは、
彼が子供を演じている事を知ってしまう。
そして彼が重度の女嫌いで
レイナの方から婚約破棄させようと目論んでいる事も。

必死に情けない姿を見せつけてくる彼の心の声は意外と優しく
そんな彼にレイナは少しずつ惹かれていった。

だが、王宮のパーティーは案の定、予想外の展開の連続で……?


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