琴葉side
なんだこいつ。
急に可愛いとか言い出すから、びっくりして図書室なのに大声を出してしまった。
相変わらず嬉しそうにニヤニヤしやがって。
実際、あれからどんどんアピール(?)はエスカレート。
そんなの、意識してしまうに決まってる。
その結果、必死の照れ隠しで
「なんだよ。勉強しろ」
なんて可愛げのない返事をしてしまう。
もう少し可愛げのある返事ができるようになれたらなぁ。
「どこの勉強してるんだ?」
「この数学がイマイチ分からなくて」
「これはあの公式に入れるだけじゃないか?」
「あ、これか。ありがとう」
さらっと応用問題の解き方を教えてくれるあたり、やっぱり賢いんだなと感じてしまう。
課題もほとんど手が止まらずに進んでいる。
「なんで、そんなに私に構うんだ?」
この際、隣で、しかも勉強中で顔が見えない今なら緊張しないかと思い、聞いてしまった。
「んー?俺が好きだから?」
「はっ?!」
なんで、そんなことらさっと、こいつ、!
人のかも知らないで!
でも私が一人ドキドキしているのを知らずにこいつは
「課題が終わったら、起こしてくれ」
言って寝始めてしまった。
たった30分で満足いく勉強が出来たのだろうか。
地頭というやつなのか、なんなのか、って、やば!もうこんな時間
「おい、もう帰らないと」
「・・・Zzz」
「おい、ほんとに帰らないと」
今日遅れたら族のみんなに怒られる。
なんてったって、今日は幹部更新日だ。
毎年この時期に1年の幹部を決定する。
変な制度だと思うかもしれないが、初代から続いている恒例行事みたいなものだから仕方がない。
「おい、もう行くぞ」
「ふぁ、あ、すまない。」
一瞬の寝ぼけた表情で少し胸がキュッとなった。
なんだこれ。
「じゃあ私、先帰るから」
「急いでいるのか、起きるのが遅くて悪かった」
「いや、、別にそういうんじゃねぇけど」
「また明日な」
「ああ。また、明日」
まだ寝起きでハッキリしていないのか、片付けもまだ終わらさそうだった。
本当なら片付けを手伝って、そのまま一緒に帰りたかったのだが、今日はそういうわけにはいかない。
久しぶりの両親が旅行の日。
2人とも家にいないということは、今日は族のみんなとずっと一緒にいれる!
お兄にも『今日は早めに行くから』って連絡しちゃったし、早めに行かないと。
逆に今日はちょっと寝ぼけてくれてラッキーかも。
「あ、こっちゃん!」
「え?さっくん?」
なんだこいつ。
急に可愛いとか言い出すから、びっくりして図書室なのに大声を出してしまった。
相変わらず嬉しそうにニヤニヤしやがって。
実際、あれからどんどんアピール(?)はエスカレート。
そんなの、意識してしまうに決まってる。
その結果、必死の照れ隠しで
「なんだよ。勉強しろ」
なんて可愛げのない返事をしてしまう。
もう少し可愛げのある返事ができるようになれたらなぁ。
「どこの勉強してるんだ?」
「この数学がイマイチ分からなくて」
「これはあの公式に入れるだけじゃないか?」
「あ、これか。ありがとう」
さらっと応用問題の解き方を教えてくれるあたり、やっぱり賢いんだなと感じてしまう。
課題もほとんど手が止まらずに進んでいる。
「なんで、そんなに私に構うんだ?」
この際、隣で、しかも勉強中で顔が見えない今なら緊張しないかと思い、聞いてしまった。
「んー?俺が好きだから?」
「はっ?!」
なんで、そんなことらさっと、こいつ、!
人のかも知らないで!
でも私が一人ドキドキしているのを知らずにこいつは
「課題が終わったら、起こしてくれ」
言って寝始めてしまった。
たった30分で満足いく勉強が出来たのだろうか。
地頭というやつなのか、なんなのか、って、やば!もうこんな時間
「おい、もう帰らないと」
「・・・Zzz」
「おい、ほんとに帰らないと」
今日遅れたら族のみんなに怒られる。
なんてったって、今日は幹部更新日だ。
毎年この時期に1年の幹部を決定する。
変な制度だと思うかもしれないが、初代から続いている恒例行事みたいなものだから仕方がない。
「おい、もう行くぞ」
「ふぁ、あ、すまない。」
一瞬の寝ぼけた表情で少し胸がキュッとなった。
なんだこれ。
「じゃあ私、先帰るから」
「急いでいるのか、起きるのが遅くて悪かった」
「いや、、別にそういうんじゃねぇけど」
「また明日な」
「ああ。また、明日」
まだ寝起きでハッキリしていないのか、片付けもまだ終わらさそうだった。
本当なら片付けを手伝って、そのまま一緒に帰りたかったのだが、今日はそういうわけにはいかない。
久しぶりの両親が旅行の日。
2人とも家にいないということは、今日は族のみんなとずっと一緒にいれる!
お兄にも『今日は早めに行くから』って連絡しちゃったし、早めに行かないと。
逆に今日はちょっと寝ぼけてくれてラッキーかも。
「あ、こっちゃん!」
「え?さっくん?」
