誰よりも強い私が恋愛を知る話。

あれから毎日あの人は来るようになった。

しょうもない会話を永遠としている。

最初は『先輩がいる』と周りも騒ぎ、浮いていたがもう馴染み始めている。

「琴葉、俺もこつって呼んでいいか?」

「は?琴葉呼びも許可した覚えはない。」

「ならばどうしたら許可が出るのだ。」

「そんなもん一生でねぇよ」

「ならば彼氏になれば許可はでるのか?」

「じゃあ彼氏が出来たら、その人だけに許可するよ」

「じゃあ半年後の俺ってことか」

「だからお前は無い!何回言わせるんだよ」

それから、私が敬語を使わなくなった。

言葉使いも、族の同期のみんなと一緒にいる時みたいに砕けている。

心を許してしまっていることが自分でもわかる。

悔しいけど、仕方がない。

「あれぇ〜?先輩、来てたんですか??」

「ああ、お邪魔している。」

私の友達の結華とも話すようになった。

うちのクラスで唯一の友達。

いつもピンクのマスクをしていて、色が白い。

かわいい女の子って感じだ。

いつも高めのツインテールをフリフリ揺らしながら歩いている。

フレンドリーな性格と、最近の流行りの話題をたくさん持ち合わせているのに、なぜか私と一緒にいてくれる。

私の知らないK-POPなどの話をしてくれて、知らない世界を教えてくれてるみたいで結華の話している時間は割と好きだ。

「せんぱーい、私、英語ができなくて、、」

「勉強なら琴葉に聞け。意外と賢いらしい」

「意外とってなんだよ、、。」

「はーい。、じゃあ、琴葉ちゃんでも分からなかったやつだけ先輩のところ行きますね♡」

「はあ。そんな問題あるとは思わんが、、」

「あ!先輩、お昼の時間終わっちゃいますよ??はやく戻った方がいいんじゃないですかー?」

「もうそんな時間か。また来る、琴葉」

「だから、琴葉呼びの許可はしてない!」