「そういえばさ、結城くん家の犬可愛いよねー!」
芽衣が携帯いじってる結城くんに話しかける。
「…犬?」
「?…あれ、アイコン犬だったよね?」
「あ、あれ俺ん家の犬!颯斗、動物好きなんだよな。」
「そうなんだ!あの子可愛いと思ってたんだよね!」
写真あるよと携帯を芽衣に見せてる健くん
「可愛い〜!美奈見て!」
覗き込めば、真っ白で大きなふわふわの犬が写っていた。
確かに結城くんのアイコンも白い犬だったような気がする。
次々に写り出されるふわふわの犬に自然と口元が緩んでいた。
結構大きいみたいで一緒に寝たら気持ち良さそうだ。
いつの間にか4人で健くんの携帯を覗き込んでいて、ちらっと結城くんを見れば、優しい目で見つめていた。
本当にこの子のことが好きなんだと分かる表情で、少し笑ってしまった。
「あ、そうだ。今度俺ん家見に来る?ついでにテスト勉強でもしない?」


