またペタペタと色塗りをしていると、
隣の星谷さんがじぃーっと私に疑いの目を向けてきた。
「さっきもやんわり助けてくれてた感じだし、
直、絶対椿さんのこと好きじゃん?」
「好きじゃないですよ。
梅森くん、好きな人いますし」
「あ、そうなん?
てか、そんなことも知ってるってことは仲良いんじゃん」
「……共通の趣味の延長でそんな話になっただけです」
どうせそんな話も
もう二度としないと思うけど。
「星谷さんこそ、直って呼ぶくらい仲良いんじゃないですか?」
「え?あたし基本みんな名前呼びだから」
あ。
ギャルのコミュ力レベルナメてた。



