……梅森くんは、助けてくれたんだろうけど。
素っ気なさすぎて、余計に傷付く…。
ペタペタと筆を動かし、丁寧に色塗り作業を再開する。
私の担当範囲を無心で塗っていると
隣から『えっ!!』と声がして、ビクッと体が反応してしまった。
「え、ちょまっ、
椿さん、塗り綺麗すぎない!?」
「全然ムラないんですけど!?
なんで!?うちらも丁寧に塗ってるのにムラまみれなんですけど!?」
「え……そ、そうですか…?」
私の隣で色塗りをしていた、クラスのギャルである星谷さんと三月さんが
『なんでこんなに違うの!?』と私の塗った部分を凝視していた。
「椿さんって、めっちゃ器用!?」
「器用というよりは、几帳面…といった方が合ってるかもです…」
と、自分で言うのもおかしいか…。



