私がしほみだって気付かずに
結城ひなと2人で話をして…
……いつか
梅森くんは、私を忘れてしまうんだろうか。
……それは、嫌かもしれない。
───ガラガラ
「!!」
ボーッとしていたから、
いきなり教室のドアが開いてびっくりして、握っていたシャーペンを落としてしまった。
「椿さん、お疲れ」
「あ…う、うん」
いや、『うん』ってなんだし。
落としたシャーペンを拾って、また日誌に向き合う。
……結城ひなと、なに話したんだろう。
聞いてもいいのかな…。
「梅森くん…あの、さっきの…」
「ん?」
「ゆ…結城ひな、と…」
何話してたの?
……って言うのは、さすがにズカズカ踏み込みすぎ?



