イケメンクラスメイトの推し愛が重い




え?しかも梅森くんの方から話しかけてきたし。


自分から女子に話しかけるの苦手って言ってたのに。




「そうだ。
昨日、俺Mi☆Miに会ったんだ」


「……へぇ」




あ、唯一Mi☆Miのこと知ってる人だから話しかけてきてくれるだけか。


ボロが出ないように、余計なことは言わないようにしよう。




「……」


「……え?それだけ?」


「………うん」




えぇ!?いっぱい話したのに!デートもしたのに!



最初、志歩()にすっごいMi☆Mi愛を語ってきたから、


会ったことをすごく自慢してくるかと思ってたのに…



そんなに良い思い出なかった!?




「椿さん仕事中だから、
長話も邪魔になるだろうし…」


「あぁ…
お気遣いありがとう」


「……今度いっぱい語るよ。
あ、レジお願いしてもいい?」