「たこやき好き?」
「好きです」
「じゃあたこやき食べよう。
綿菓子は?ベビーカステラは?」
「どっちも食べれま…」
「食べれる食べれないじゃなくて、
好きか嫌いか!!」
「……綿菓子は、あんまり」
「じゃあ綿菓子は私の分だけ買ってくる」
『行ってくる』って手を離して、屋台の方に走る。
「あっ、しほみさ…」
梅森くんが何か言いたげだったけど、
話してる時間も惜しいくらいお腹が空いてたので、無視して走ってしまった。
*
「……参ったな。
やっぱり眩しい…」
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