……はい?
あまりにも唐突すぎて、私は何がなんだかわからなかったし、声もでなかった。

私はポカンとしたまま、ちょっと俯き加減の勇飛の顔を見る。
「俺は……、ずっと幼なじみとしてお前の近くにいた。でも、それは建前ってだけで。小さい頃から、実はお前に俺は恋してたんだ……」

えぇっ! ゆ、勇飛が、私を……!?

「なのに姫華は俺の気持ち、全然気づかねぇし。それどころか、他の男のところに行こうとしている。ずっとお前のそばにいた俺が姫華を逃がすなんてできないし、許せないんだよっ……!」