見間違えるはずも無い、銀の髪、銀の瞳。
「あれ……!? 女の子たちと遊びに行ったんじゃないの……!?」

「はぁ? あんなウザいヤツらと関わるワケねーだろ、担任に呼ばれて雑用押し付けられたんだよ。今はそれが終わったとこ」

「なんだ、よかったぁ……」
私がそう言って安堵のため息を吐くと、何故か一輝がニヤリと笑った。

「ふーん、そんなに俺に会いたかったのか?」
私はカッと顔が思わず赤くなる。