けれど、すぐにハッとして、わたしをギュッと抱きしめる。
「い、一輝!?」

「メチャクチャ綺麗。俺が想像していたより何百倍もにあっている」
耳元でそう囁く一輝に、私の心拍数は上昇する。

「姫華。あと、卒業まで一年半、必ず待っててくれよ」
「うん、言われなくてもわかってる。一輝、大好きだよ」

「大好きだ、姫華」
そして、私たちはお互いの唇を重ね合わせたのであった。

END